- TOP
- Q&A
どうして磁石は馬蹄形なのですか?
-
磁石の特性は、「磁気エネルギー」と「磁極間の長さ」と密接な関係があります。N極とS極間の長さを十分にとり、なおかつ両磁極間を狭くすると磁力が高くなることから、馬蹄形がもっとも安定した磁力を発揮する形であると言えます。
N極とS極の境目はどこですか?
-
強磁性体は無数の「磁区」で構成されており、その境目には「磁壁」が存在します。磁壁とは単なる壁ではなく、磁力の方向が変化していく部分を指します。磁壁はいつも同じ場所にあるわけではなく、外部磁界の影響によって、少しずつ移動するため、はっきりとした境目は存在しません。
永久磁石の磁力は本当に永久なのですか?
-
永久磁石はそれ自体が磁気エネルギーを有しているため、外部からのエネルギー補給を必要としません。つまり、永久磁石から放出される磁気エネルギーはいくら使っても基本的には枯渇することがないのです。
磁石はなぜ、マグネットと呼ばれるようになったのですか?
-
「マグネット」の語源は紀元前7世紀頃のマケドニアまで遡ります。鉄を吸い着ける石(磁鉄鉱)が多量に産出されたマグネシア地方にちなみ、マグネットと呼ばれるようになったと言われています。
お悩みが解決できなかった方は以下よりお問い合わせください。